
占い師に占いをしてもらうときに、相手のペースに任せない、ということもやってみるといいでしょう。
具体的にどうするかというと「占い師の能力を最大限いかそう」ということです。
占い師はせっかくいろいろな勉強をしているのですから、その力を最大限利用しないと損だということですね。
占い師側にとってみたら、毎日たくさんの人を見てきて「形式的な占い」になっている可能性も高いのです。
事務的ともいえるでしょうか。
恋愛の悩みね、はいタロットでやるね、というようにロボットのような占いに成り果ててはいないでしょうか。
そもそも、占い方法、つまり占術法にはたくさんの種類があります。
相談内容によって、占い師が使い分けているのです。たとえばタロット占いの場合。
ガツンと答えが知りたい場合は、三枚のカードしかめくらない方法をとりますし、じっくり深く問題を知りたい場合は「ケルト十字法」のような複数のカードをめくる方法をとるでしょう。
このように、相談内容によって占術法を変えているのです。
ですから、占いをされる側としてはそのへんをリードする必要があります。
先ほどの例でいいますと、じっくり答えを知りたいのに三枚のカードをただめくるだけだったら不満なわけです。
「わかりました、はい。ただ、もう少しこの問題を深く掘り下げることはできますか」というように下手に占い方法を変えてもらうのもひとつの玄人テクニックでしょう。
質問をするのもいいでしょう。
「あの、先ほどの別れる時期なのですが、これは僕と彼女のどちらから切り出すのでしょうか」などと、細かいことでも気になったことはどんどん聞くといいでしょう。
この知りたいという気持ちが占い師に火をつけることになり、見事な占い結果を導き出した、なんてことも十分起こるでしょう。